朝起きてみると、境内も、前日準備した臼や杵も薄っすらと雪化粧。
天気予報は、大雪 。
でも、何だか穏やかですよ…雪も降ってないし、風もない。
お天気良くなるかもね、などと言いながらのんびりと、お湯を沸かしていた朝でした。
本堂では、午前のご祈祷が始まり、
蓮華の会の皆さんが、奉納してくださった散華が舞いました。
散華役の女の子たちの可愛さに、
参詣のみなさん、すっかり魅せられていたようです。
着物姿って、ホント素敵です。
ご祈祷後の説法timeが終わるころ・・・
外では、お湯も湧きあがり、お餅つきの始まりです。
側で、雪だるまを作ったりしながら、
つき上がったお餅に、餡子やきな粉を絡めて
「餅つきにピッタリの景色だね~」などと、余裕のお喋り。
が・・・だんだんと、様子が怪しくなってきました。
遊びに夢中だった子どもたちも、かじかんだ手を暖めに集まってきます。
寒さも増してきたようです。
それでも、餅つきは、続き・・・
余りの寒さに(笑)外で遊んでいた小中学生も、
一緒にお参りをして、散華ガール達を応援してくれました。
お堂の中は、とても穏やかです。
そして、お参りが済んだら・・・もちろん出陣です。
こんな大雪にも関わらず、沢山の方々がご参詣くださり、
早朝から夕方遅くまで、入れ替わり立ち替わりご協力くださいました。
年末にエコキャンドル作りに来てくださった、
エコネクスなごやの学生さんたちもいらっしゃいました。
さすがに赤ちゃんは、いませんでしたが、
沢山の世代の人たちの関わりで出来上がった大祭&お餅つきでした。
今年ついたお餅は14升。
檀家さんが差し入れてくださった、大根も大なべで炊きあげて、
ふうふうしながらいただきました。
つきたての、きな粉餅やあんこ餅も大好評でしたが、
最後の最後に、のしたお餅を炭火で焼いた磯部巻き、美味しかったな。
餅つきって、一人や二人では、絶対にできないことです。
10年後には、雪合戦&食べることに精を出していた
中学生たちが中心になってくれるといいな、と思っています。
その時、おばさんたちは、火鉢を囲んで、焼きもちを焼きます。
それにしても、凄い雪でした。
今年のお餅つきのことは、きっと忘れません。