春の日本舞踊教室も今年で10年目。
今年は はじめましての3歳児さんから10回目の参加になる高校生まで25人のお嬢さん方が
3月からお稽古を重ねてきました。
発表会当日は きものを着つけていただいて
キレイにお化粧をしていただいて 練習の成果をみなさまの前で発表しました。
お化粧をしてもらっているときの表情が照れくさそうで誇らしげで 何とも言えません。
みんなみんな本当に素敵‼
本番前に 美佳園先生から本日の注意事項。
「分かりましたか?」「はーい」の図
発表会の前には ご本尊さまにご挨拶のお参りをします。
そして 本番。
小さいひとたちもお姉さんたちも とても素敵でした。
10周年の記念の会ということで
ご指導くださった美佳園先生と智奈さんが「びっくりシンフォニー」をご披露くださいました。
「こどもみこし」では 全員で花龍神輿を担いで境内を練り歩きました。
こちらの花龍神輿は 北名古屋市在住の造形絵本作家かつらこさんを中心にして保護者のみなさんが制作した
ものです。
美佳園先生 智奈先生はじめ 五條流の先生方
五條流理事の園美先生
こうして日本舞踊の教室を続けることができたのも
ご指導くださる先生方 参加してくださるお子さんたちやご協力くださる保護者さん
着付けや髪の毛のセットなどをお手伝いくださる方々
見守ってくださるみなさまのお力添えがあってこそ。
おかげさまで今年も無事発表会を終えることが出来ましたこと心より感謝申し上げます。
facebookページ「平田寺」でお稽古の様子などもご紹介しています。
写真どれも可愛くて選びきれず 枚数多めですが ご覧いただければ嬉しいです。
そして この10年の日本舞踊の発表会の様子を振り返ってみました。
よろしければこちらもどうぞ
第1回 2008年5月11日
第2回 2009年5月10日
第3回 2010年4月11日① 2010年4月11日②
第4回 2011年4月10日
第5回 2012年4月15日
第6回 2013年5月12日
第7回 2014年5月11日
第8回 2015年5月11日
第9回 2016年5月8日
【日本舞踊五條流について】
◆昭和15年初代五條珠實tamami gojouにより創立された日本舞踊の流派。
◆五條流祖・初代五條珠實師は歌舞伎名優・六代目尾上菊五郎kikugorou onoe師の初めての女弟子で、尾上師の薦めにより日本舞踊・二世花柳寿輔jusuke hanayagi師の下にて修業、昭和15年に独立し流派創立した。
◆五條珠實師は大正初期より始まった新舞踊運動の代表的舞踊家であり、戦後すぐに訪欧使節団を組織し日本文化の紹介につとめるなど生涯を通じて、その活動は日本舞踊史に輝かしい功績を残した。宗家・二世五條珠実、家元・五條詠昇eishou gojouに継ぎ、現在は、三代目五條珠實を中心に活動中
【びっくりシンフォニーについて】
2013年8月 伏見しらかわホールにて 五條流園美の会とセントラル愛知交響楽団とのコラボ公演「オケ日舞披露宴の会」にて初演。ハイドン作曲:交響曲第94番「驚愕」第2楽章(通称:びっくりシンフォニー) にあわせて、五條園美先生振付で、美佳園、智奈が演じました。コミカルで心温まるほほえましい作品です。
<五條美佳園プロフィール>
平成26年度 名古屋市民芸術祭特別賞《奨励賞》を受賞。
幼少の頃より、五條珠園・五條園美に師事し、南山大学短期大学部にて「舞踊と文化」の講師を務める師匠・五條園美の助手として、長年に渡り指導に携わる。また、名古屋市内、北名古屋市等にて後進の指導にあたる。特に子どもたちの指導に定評がある。
【花龍神輿について】
第二部の「こどもみこし」に登場する華やかなお神輿は 平田寺の鎮守・黒池龍神にちなんで北名古屋市在住の造形絵本作家かつらこさんを中心にして保護者の方々が協力して制作しました。
<かつらこプロフィール>
1974年生まれ。名古屋芸術大学洋画科卒業。造形作家として、陶芸、銅版画、お面、ガラス絵など立体作品の制作を続ける。絵本作品に『とさかなぶえ』(BL出版)『狂言えほん かたつむり』(文・内田麟太郎/ポプラ社)などかっぱたろう多数。7月に新刊『じごくにいったかんねどん』(文・常光徹/童心社)出版予定。
平田寺では 五條美佳園先生のご指導のもと年間を通じて 日本舞踊のお稽古をしています。現在未就学児から大人の方まで16名がお稽古に通われています。体験や見学は随時受け付けていますので お気軽にお問合せください。
お問い合わせ
0568-48-6806(平田寺)