2009年09月

連休が終ってから、何日経ったんだろうか・・・ととぼけたことを考えてたら、

明日からもう10月。

どこに行っても、誰と話しても、浦島太郎気分のこの頃です。

 

お寺にいると、来客があったり、お参りがあったり、何だかんだと雑用があったりで、

何をするわけでもないのに、1日があっという間なのですが、

その合間を縫って、小学校・学校区の運動会に参加したり、

野球部の新人戦や中学校の体育祭の応援に行ったり、

地域のふれあい祭のお手伝いに行ったり、

市の芸能祭の練習に参加したり、

またまた、その合間を縫って、

ご近所のご寺院が企画されたライブに顔を出したりしていました。

このライブ、毎秋、車で10分のお寺さんで開催されている恒例イベントです。

1日目はシャンソン、2日目は民俗音楽、3日目はマリンバと和太鼓のGONNA

GONNAライブに顔を出したのは、今年で2回目。

家族揃ってとても楽しみにしていました。

境内で開催予定だったのですが、雨のお陰で急遽本堂内での開催となり、

お陰でメンバーの息遣いが、聴こえるほどの間近で演奏を聴くことができました。

底のほうから響いてくる打楽器の音に、何だかため息ばかりついてました。

間近で観ていた息子が、メンバーの手にできたマメのに驚いていましたが、

メンバーのみなさん、この時期は、

スタジオに籠もって朝から夜中まで、練習されるそうです。

人の美しさって、思いと行動との絶妙なバランスが醸し出すものなんだな、と思いました。

演奏はもちろん素敵なのですが、その身のこなしが軽やかで気持ちの良いこと。

10月3日(土)に、名古屋市芸術創造センターで

名古屋での2年ぶりのホールライブ「打楽器の新しい風」を開催するそうです。

 

日曜日には、お世話になっている五條園美先生が会主を務められる

珠園会に娘3人連れで行ってきました。

子どもは、綺麗なものには敏感ですが、長時間はもたないので、

園美先生がお嬢さんと親子で演じられる茶音頭に的を絞って、騙し賺しの数時間でした。

それにしても、どの瞬間を切り取っても全てが絵になってる。綺麗ぽっうっとりぽっ

 

こうして振り返ってみると、結構潤いのある毎日だったのかもね。

遊んでばかりのようですが、黒池龍神大祭へ向けてこっそり仕事もしています。

今年の大祭は、イベントの都合上2日間にわたって開催します。

1日目の明翠さんの揮毫パフォーマンス&ワークショップも

2日目の劉先生の講演会もオススメです。

お時間のある方は、ぜひいらしてください。

詳しくは、てらてらをご覧くださいね。




私のカラダ、私のアタマ、私のココロ、長~い付き合いなのに

どれもこれも何ともならず、もがく日々ですが、

自分が大切じゃない人なんていないんじゃなかろうか、と考えたりしています。

 

人の営みは全て、生きていくため、自分を守るための表現方法なのかもしれない。

まぁとにかく、気づくと自分が一番大事になっている私にとって、

週に2度の寺子屋での論語の素読は、古からの言葉を聴いて、

今自分は、どこにいて、どこを向いているのかを確かめる時間になりつつあります。

 

昨日の論語

「子()(こう)()いて(いわ)く、一言(いちげん)にして(もっ)終身之(しゅうしんこれ)(おこ)なう()(もの)()りや。

()(いわ)く、()(じょ)か。(おのれ)(ほっ)せざる(ところ)は、(ひと)(ほどこ)すこと(なか)れ。」(論語衛霊公15-24)

 

「自分がして欲しくないことは、人にもしない」という論語に対して、

聖書のルカ伝第6章31には、

「人にしてほしいと思うように、人にもしなさい。」とあるそうです。

(『子供と声を出して読みたい「論語」百章』岩越豊雄著 致知出版社 より)

東洋と西洋の文化の違いが出ていて、面白いなと思いました。

このふたつのさじ加減って、同じことのようで実はとっても難しいことですね。

 

 

~寺子屋風景~ 

2009-09-05 07:00:402009-09-05 07:00:40

学校以外の場で顔を合わせると、何でだか嬉しいんだね。

久しぶりにたくさん集って、勉強どころじゃなくて大騒ぎ。

この子達、いつまで喜びを「じゃれ合う」というカタチで表現するんだろ。




昨日のお寺の行事後、実はもうひとつイベントがありました。

ここ数週間の間に子ども3人の誕生日が集中しているので、

「私がいる今日、合同の誕生会をやりましょう!」という

手伝いに来てくれていた義母の一言で開催決定したのですが、

さぁて困ったのは誕生日のケーキ。

結局、直前まで何をどうするか決まらず、

笑いあり涙ありの紆余曲折あって

ホールケーキ×3台に落ち着き、それぞれのケーキにローソクを立てることに。

そして、こちらも色々あって(苦笑)

近所の飲食店にホールケーキを3つも持ち込んで、

誕生会も無事終了しました。

ふぅ~

 

我が家では、美味しいものは、

早い者勝ちか、ジャンケンかくじ引きで

はかりで重さを測ったり、メジャーで長さを測ったりして、

争奪戦が繰り広げられるのですが、

まん丸ケーキひとつを前に、満面の笑み。

どれだけ大きくなっても嬉しいものは、嬉しいんだよね。

2009-09-14 12:01:09

2009-09-13 23:40:26 

こういうのも、たまにはいいか。

今日の努力賞は、一人だけ冬生まれの次女にあげあよう・・・

 

それにしても、義母の一言がなければ、

誕生会はきっと延び延び、

ひょっとすると自然消滅にもなりかねなかった我が家の現状に一石と投じてくれた、

義母に感謝です。




毎月第2日曜日に開催している恩田の集いですが

今回は曹洞宗の両祖 道元禅師と瑩山禅師の報恩供養(両祖忌)やら、

普段は非公開の円空佛の公開展示やら

たまたま重なり合ってしまった行事で盛りだくさんでした。

 

恩田の集い午前の部で毎回開催している太極拳は、

実は、来月の黒池龍神大祭で発表をする予定でして、

平田寺グループ、先生方のお手本なしで

先生曰く、できるだけ自立することを目標に頑張っております。

我が家でも、これからの1ヶ月間、父娘で猛練習するそうです。

 

午後からの、龍神さまを描こう企画には、二元会から先生をお迎えしました。

恩田の集いは、誰でも気兼ねなく参加できるようにと、

前もっての申し込みなどをきちんと設けてないのですが、

講師の先生にご指導いただく会では、

誰も来なかったら、どうしよう・・・と実は気が気ではなく、

開催前1週間は、切羽詰った心境になるのが常なのです。 

でも、今回もそんな心配をよそに、 

はじめましての顔、久しぶりの顔、いつも見慣れた顔、

ふたを開ければ、小学2年生から50年生(?)まで15人もの参加がありました。

ありがとうございます。

2009-09-14 12:27:32

何にでも熱心に取り組むこどもたちの姿には、いつも驚かされます。

画用紙の上には、色もカタチも様々な龍たちが生ました。

 

そんなこどもたちの様子を、円空学会の会員さんや檀家さん方、

両祖忌に随喜してくださった組寺の方丈さまがたが、

見守ってくださったり、お褒めくださったり、励ましてくださったり、

お寺ならではの、ごたごたした感じも良かったのではないかと、思います。

 

後片づけをしながら、今日は、残念なことに赤ちゃんがいなかったな~と思っていたら、

夕方、お隣のお寺さんが、ハイハイの赤ちゃん連れで

訪ねてくださり、居残り組の小学生たちに囲まれてました。

これで完璧、老若男女そろったぜぃちょきものすごい達成感。

 

数えてみれば、今日一日で100人近くの方がお寺にいらっしゃいました。

居ながらにして、こんなにも多くの出会いに恵まれるのは、本当にあり難いことです。

恩田の集いも、ようやく20回。何度も書いていますが

10年で100回を目指しています。

10年後には、苗木もちょっとした木陰をつくっていることでしょう。

 

来月は、黒池龍神大祭として10月10日・11日2日間

講演会や、揮毫パフォーマンスを予定しています。

また、ご案内いたしますね。




9月恩田の集いが、終了しました。

午前中はいつもどおり、9時の鐘撞に始まり、ご祈祷と法話に続き、太極拳です。

 

毎月の恩田の集いで太極拳を始めて丸2年。

来月11日の黒池龍神大祭の日に、練習の成果を発表することになりました。

2009-09-14 10:43:33

スペシャルゲストもお迎えする予定です。

お楽しみに。

 

午後は、こちらも毎月開催している子どもから大人まで誰でも参加OKの体験教室。

今回は「龍神さまを描こう」でした。

参加してくれたこどもたち、驚くほど集中して黙々と画用紙に向かっていました。

2009-09-13 23:46:11

個性的な龍が次々に生まれ、

2009-09-13 23:46:11

ご指導くださった伊藤先生も、

こどもたちの想像力と頑張りには、驚かれていました。

 

夕方からは、曹洞宗の両本山である永平寺と総持寺をそれぞれ開かれた、

道元禅師と瑩山禅師のおふたりをご供養する

両祖忌の報恩法要を営みました。

 

2009-09-13 23:46:11

円空学会さんのご来山もあり、賑々しい一日となりました。

 

描いていただいた龍の絵は、10月11日の黒池龍神大祭まで、

平田寺にて展示させていただきます。

こどもたちの描いた龍の絵をぜひ、観にお立ち寄り下さい。

 

来月は、10・11日の2日間にわたり、黒池龍神大祭を行ないます。

詳細は、後日ご案内いたします。

 




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