2008年10月

ハッピーマザーギャザリング☆親子の会でした。。

ちょっとわらべうたを歌って、ちょっと絵本を読んで、ちょっと遊んで。

そんな私の好きなことを並べた会です。

 

今日の遊びはヒトガタとり。

紙の上にゴロンと寝転んで、身体の線に沿って全身をなぞり

輪郭が取れたら顔や服を描きいれていくという単純なもの。

大人が輪郭をとったら、後はこどもたちの感性におまかせです。

顔や服を描きいれてくれるのかと思っていたら、

みんな何やら描いていましたよ~

2008-10-28 13:41:21

この年齢のこどもがもつ自己イメージと、

大人の持つこどもイメージはどんな違いがあるんだろう??

などと思いながら楽しく眺めていました。

 

最後に描いた絵を壁に張って眺めたり、横に立って背比べしたり、

その前を走ったり。

2008-10-28 15:32:16

ヒトガタとりは、大きな紙さえあればできる簡単なものなので お家でもできます。

今回はクレヨンを使いましたが、絵の具で色付けをするといいかもしれません。

いつものことながら、何にもなくてもカラダひとつで笑い合えるこどもたちと、

そんなこども達と暮らす母親たちにあたたかなパワーをもらいました。

 

そして今日読んだのは、福音館の月刊絵本。

この月刊誌のことを、みなさんに知っていただきたいのでご紹介です。

この月刊絵本を予約すると

【こどものとも012】(1歳前後から)

【こどものとも年少版】(3~4歳ぐらい)

【こどものとも年中向き】(4~5歳ぐらい)というように、

発達段階を考えてつくられたセンスのよい絵本たちが

お手ごろ価格(1冊400円程度~)で毎月届けられます。

ほかにも小学生向けや母親向けのものなどがありますが、

書店で「福音館の月刊誌を毎月取り寄せたい」と頼めば、送料はかかりません。

冊数に応じて送料がかかりますが、自宅に送付してもらうことも可能です。

詳しくは福音館のHPをご覧下さいね。

 

我が家では、長男が生まれて以来

10数年のお付き合いなので、本棚には数百冊も並んでいますが、

表紙が薄いので収納にも便利です。

絵本って、親の好みで偏ってしまう場合が多いので、

好みに関係なく毎月届けてもらえるというのも月刊絵本のいいところ。

店頭で選ぶと、平積みになっている売れ筋商品に目がいってしまう、

キャラクターものはちょっと・・・だけど何を読めばいいのか分からない、

というときにもお勧めです。

月刊絵本の中でも人気のあるものは、

ハードカバー化されて1冊700円ちょっとで書店にも並んでいます。

『ぐりとぐら』や『そらまめくん』などもここから生まれた絵本です。

 

最近、我が家では一時中断していた寝る前の絵本タイムが復活しました。

聴く耳も多くなり、年齢も上がって、内容も長さも求められるのですが、

途中で眠ってしまうこともしばしばです。

眠気には勝てん。




一緒に生活している大人が走り続けていると、

こどもたちは、何かしらのシグナルを出すことがあります。

走るのをやめさえすればいい、と分かっていても

社会の中で生きる大人にとって、それが難しいこともある。

そんな親の姿をきっとこどもたちは、見ていてくれているだろうと信じて、

やっぱり走り続ける私たちがいる。

 

家族が、ひとり、ふたりと増えることで、

「今」じゃなくても「私」じゃなくてもいいと思えるようになったことも増え、

「私」じゃなければだめだということも増えました。

どんなに家族以外の助けがあっても、一緒に暮らすということでしか

埋められないものもあるんだな~と、

家庭という場でしかできないことがたくさんあるのだと、こどもたちに教えられています。

どんな年齢でも夫々の役割があって、家族の一員。

家族全体で、呼吸するような日々を送りたいと思います。

 

私にとっては、暮らしていくことそのものが仕事であり、愛することであり。

ワークライフバランスとは、軽やかなものではなくて思い切り土臭いもの。

 

こどもたちは、相変わらず笑ったり、怒ったり、泣いたり、

風邪をひいたり、怪我したり、担任の先生に長文のお手紙をいただいたり・・・

色々あります(笑)

子育てなんて、これさえやっていれば、大丈夫ということなんて何もなくて、

ところどころ綻んで、縫い直してということの繰り返し。

 

今朝は久しぶりに、4人とも元気に笑顔で学校や保育園に出かけていきました。

家族が揃って笑顔でいられることが、何よりも有難いこと。

こどもが成長して、その有難みを益々感じています。

家庭があるからこそ、安心して働くことができるんだな~とも。

 

身近にある今できることを、地道にやっていく。

それが私の毎日。




ブログのプロフィールには、私の仕事は「なんでもや」と謳っておりますが、

実際の社会生活の中では、職業欄に「なんでもや」と書くわけにもいかず、

かといって私の普段の生活の多くの部分を占めている「お寺の奥さん=庫裏」というのも職業ではなし、

とりあえず「主婦」だったり、時には「セルフケアインストラクター」と名乗ったり、

何が本職なのかといわれても、どうしてもひとつに絞り込むことはできない。

どの顔も、私にとってはなくてはならないもの。

自分を表せるような言葉はないものかと考えたりしていましたが、

しっくりするものが今のところ見当たらないので、肩書きにはこだわらないことにしました。

こういう点、時代と逆行しているんだろうな~と思いながら。

 

表向きの職業と報酬と、趣味では片付けられないライフワーク的なもの、

それらが重なり合うことがあれば、それはとても幸せなことなのかもしれません。

 

でも、それらがバラバラだとしても本人が何を大切にしているか、

何を生業にしているか、社会や家族から何を求められているか、

絡み合ったものを自分の中でどう受け入れ処理していくか、

それが大切なことなのではないかと思ったりしています。




毎月第2日曜日に開催しているの恩田の集い、

これまでも十分楽しんでいたじゃないか、といわれれば確かにそうなのですが、

ちょっとここらで、我々もゆっくりと楽しみたいね~ということで、

11月は、マリンバとトランペットの野外コンサートを企画しています。

トランペット・マリンバ・ピアノという珍しい組み合わせのグループをお招きします。

息子がトランペットを教えていただいていたご縁で、今回の野外コンサートのお話をお願いしました。

「本格的な演奏が聴けて、

なおかつ小さな子やお年寄りでも楽しく参加できる時間もつくって欲しい」

という我儘なお願いとコチラの意図をよく理解してくださって、

企画をあれこれ練ってくださっています。

 

そうそう、マリンバ奏者の奥さま、先月の中日新聞に大きく写真が載っていました。

素敵な方ですハート

詳細が決まりましたら、またご案内いたしますね。

 

 

そしてもうひとつ、11月9日(日)午前中の太極拳はいつもどおり開催しますが、

終了後のお昼から芋煮会をやります。

私が生まれ育った東北地方では、

秋になるとサトイモを使った料理を野外で調理して食べる芋煮会という行事があります。

秋の河川敷に大勢で繰り出し、サトイモ料理を食べながら、

賑やかに歌って踊る(これはウソ!歌って踊るのは、私が育った家庭だけ。失礼っ)

秋の川原の風物詩です。

夏のバーベキュウもいいですが、

涼やかな風か吹く秋空の下での芋煮会は、最高です!

 

20年近くも使われていなかった炊事場や

炊き出し用具が日の目を見るのも間近。

食材の提供、その他のスポンサーさん、ご協力くださる方、大募集中

(笑・・・ですが結構本気)

 

マリンバとトランペットの音色に耳を傾け、秋空の下で芋煮を頬張る。

考えただけで楽しくなってしまいます。

こういうことには、俄然やる気がでるんだな。

考えるだけで楽しくて笑ってしまうのですから、呆れちゃいますね~




氏神さまのお祭り日。

大勢のこどもたちが、お神輿を担いで神社まで練り歩き、

舞やお囃子を氏神さまに奉納しました。

本来は、この奉納がメインなのですが、

こどもたちにとっては、その後のこども獅子こそがお祭りのようです。

 

舞とお囃子の奉納が終ると、町内ごとに設けたお宿から、お獅子の出発です。

細い路地を通って町内の各家を訪問し、ご祝儀をいただく。

舞やお囃子の奉納とともに何十年もの間、この地域で続けられてきたこども獅子。

今のように物質的に豊かではなかった時代には、

この日がどんなに待ち遠しかったことでしょう。

 

収穫への感謝と子どもへの施しということからはじまったお祭りも、

時代とともに変化して、この地区に住む住人にとっては、

地域に住むこどもたちとの接点ということのほうが大きな意味を持つようになってきているのかもしれません。

こどもたちが玄関先でワッショイワッショイ、それを鬱陶しいと思う人もいるのかもしれませんが、

多くの地域の方が、ワッショイの声を待っていてくださる。

いけるぞ!地域という思いをますます強くした2日間でした。

 

山を切り開いた新興住宅地・新しいコミュニティの中で育った私は、

こういう昔ながらのお祭りを経験したことがないので、

集めたお金をこどもたちで山分けするだなんて、正直驚いたのですが、

収穫を喜び、その恩恵を獅子を介しこどもたちに施す。

神に一度捧げるという過程を経ることによって、神聖なものにするのだと聞いて納得。

 

そんなことを淡々と語る夫ですが、

実は、下町育ちの夫は、お獅子を持って町内を練り歩き、

どこまでもどこまでも(もちろん禁止されていた)町外にまでワッショイワッショイと遠征して、

先頭になってご祝儀集めをしていたそうです。

その軍資金を手に、出店での買い物を楽しんだとか。

そのころは、何から何まで子ども任せで、悪く言えば好き勝手にお祭りを堪能していたのでしょう。

なんとも罰当たりな!でも羨ましい。 

 

お隣の神社からお囃子の練習の音が風に乗って聞こえてくる夜が、

終ってしまうのは残念ですが、盛りだくさんの秋の行事がまたひとつ終りました。




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