4年ぶりの義父の法事でした。
集ったのは、親族のほかに、10数ヶ寺のお坊さまと総代さんをはじめとした檀家さん方。
住職の回忌法要ですから、一般在家の方の法事に比べると随分大きなものです。
人が集まるのが大好きで、親戚がやたらに多くて、
ご寺院さんとも通り一遍なお付き合いに終らせない義父でしたし、
その血を受け継いだ子どもたちですから、法要の後席はとても賑やかです。
今回も総勢60名が法要後に近くのレストランまで大移動しました。
親戚と言っても、こんなときにしかお顔を合わせることがない方も多いのに
雰囲気は何故かいつも温かです。
食事の最後はみんな揃って大合唱。
ビール瓶にスプーンを入れてリリン・リリーン・リリン・リリーン・・・と
鳴らしながら歌った義父に代わり、
保育園の園長でもある義兄は、園児たちに大ウケだったという
唇の形や大きさで音階が変わるマウスパーカッションとでもいう芸を披露してくれました。
曲は「僕らはみんな生きている」娘たちも大喜びで口ずさんでいました
回忌法要は、生きている人たちのためのものだと言っていた
義父の笑い声が今にも聞こえてきそうでした。
次は、6年後の13回忌です。
あいにく小学校の運動会と重なってしまったので、
お参りが終った時間に駆けつけて、お食事だけいただくという
何とも肩身の狭い立場だったにもかかわらず、コチラのほうが「大変だったわね~」
などと声をかけていただいたりして、本当にありがたいことです。
ところで日中の運動会、いつも駆けつけてくれるおばあちゃんもおばちゃんもおらず、
1年・3年・6年にこどもが在籍していてる上に、
ムカデ競走やら二人三脚やらに出場してしまうハハなので、
午前中は、木陰に敷いたシートに座る暇なんぞほぼナシ。
時に三女とともに、時に隣に座ったご近所ママに三女をお願いして始終走り回っておりました。
この10年間、多分20回以上はあった運動会に、
1度しか顔を出せないような夫のために毎回ビデオの撮影をするのですが、
カメラマンはいつもいつも、ビデオカメラ片手にファインダーを通さずに応援してしまいます。
記録画像はどうなるのかというと、
青空・地面に服地のアップ。来賓と思しき方のアップ。
バックには「行け~~~行け~~~!ガンバレ~~~!」の半ばかすれ声。
毎年のことと呆れ顔の夫とこどもたちでしたが、
地面の動きの早さに、お母さん速いじゃん!とお褒めの言葉をいただきました~
ビデオの記録については、毎回密かに落ち込んでいたので、
その言葉の嬉しかったこと!ムスコよムスメよありがとう!