2007年08月

我が家から車で1時間、標高1212メートルの御在所岳に行ってきました。

山が大好きで、本格的に登山にでも挑戦してみたい母の願いはかなわず、

登山は到底無理なメンバーなので、9合目までロープウェイを利用して、

あとは、お散歩気分で山頂まで。

ロープウェイを降りると、気温は22度、さわやかな風が吹いていました。 

途中で、アキアカネの回遊調査に参加させてもらい、タモをお借りして、

大人ならば15~20分の道のりを、1時間以上もかけて、のんびりと歩いてきました。

アキアカネ(赤とんぼ)は、幼虫は平地の水辺で育ち、成虫は山へ移動して、

秋には赤くなって平地に戻って産卵するそうで、

この時期の山には、赤くない赤とんぼがワンサカ飛んでいます。

 

調査方法はいたって単純で、捕まえたアキアカネの雌雄をチェックして、

羽にマークをつけて放す、ただこれだけです。

こどもは自分が振り上げたタモにトンボが入ることが、嬉しいのですね~

疲れも腹ペコもしばし忘れてはしゃいでいました。

一方、ミミズやイモムシは平気なのに、

いつからか羽のある生き物が大の苦手になってしまった母は、

30年ぶりにトンボの羽に触ってしまいました。

カサカサしていて、葉脈だけ残った葉っぱみたい。

で、夫はというと、タモ一振りで、トンボが何匹はいるか、といつの間にか真剣に。

こどもたちを置き去りにして、ひとりトンボ捕りを満喫していました。

 

 

 

秋にGマークのトンボを見つけたら、ございしょ自然学校(TEL0593-391-6011)まで、

ご連絡をとのことです。

このマーキング調査、結果が出るのはまだまだ先ですが、

我が家の調査結果によると、捕まえた100匹のうち68匹がメス、32匹がオス。

とらわれた後、バタバタと動いてかみつくのは、オスが多く、メスはおとなしい、

ということが判明!

「トンボも女は、おとなしいのかな~(しっかりジェンダーはいってます)

でも、クワガタのメスは、小さなオスを食べちゃうんだよ。女は怖いってことか?」

などと呟きながら収集に励んでいる息子でした。




お地蔵様の縁日24日、地蔵盆のお祭りに行ってきました。

お地蔵様にお化粧をして

(上の写真、お地蔵様にペインティングするんですね~

最初は驚きましたが、こどもたちは、大喜び!思い思いの色で、お化粧していました)、

お参りをした後は、露店が並ぶバーベキューに花火。

お昼過ぎから始まるこの行事、こどもの数の倍の大人が、

裏方として早くから準備にかかる。

こだわりのカレーや、野菜たっぷり焼きそば、焼きおにぎりにジンギスカン、

カキ氷やフランクフルト・・・

屋台はどこも好きなだけ好きなものを食べられるこどもにとっては、夢のような催し。

このお祭り、大人が払う数千円の参加費と多くは寄付で賄われている。

金魚すくいの金魚や、北海道直送のとうもろこしに夕張メロン、

といった現物も各地から届けられる。

おとなといえば、子育て世代はもちろん、50~60代の男性女性に大学生、

老若男女すべての世代が入り乱れている。

催しそのものは、確かに大人がこどもを楽しませる構図だけれど、

お金を払って楽しませてもらう、こどもだましの催しではなく、

お金も時間も労力も使って、おとなも楽しめる内容でこどもたちに向かう心意気が、

素敵だなと思います。

これをただのお祭り騒ぎに終らせるか、今後につなげていくことができるか、

それは、関わるおとなたちに伝えたいおもいがあるかどうかかな。

 

江戸時代には、お金持ちの隠居が自分の家を開放して、

自分のお金でこどもを集めて遊ばせる「こども大寄せ」といわれる会を催して、

こどもの遊ぶ様子を見て楽しみ、自分も一緒になって遊ぶ

ということがあったらしいけれど、

今の世の中でもそんな大人が増えれば素敵だとホントにホントに思うのです。

自分の持っているもの、時間でも労力でも、知識でもお金でも

何でもいいからその何かを使って誰かが喜んでくれるって、やっぱり楽しいよね。

そんな気持ちを共有できるひとたちとめぐり合っていきたいと願っています。





長い長いお盆が終った。

世間では、多くの人がお休みを取ってゆったりと時間が流れる時、

我が家では、僧侶である夫も、寺族である私たち家族もそれなりに忙しい。

この10日間にお会いしたのは、通して約800人ほど。

お参りの会場の準備や食事の手配、お茶の接待に後片付け、

文字通り家族総出、もちろん他にも沢山の方に関わっていただきながら、

何とか終えることができた。

 

このお盆期間中の我が家のこどもたちといえば、色んな大人たちに囲まれて、

時には見よう見まねで、時には丁寧に教えてもらいながら、

年相応におとなの仕事に係わってくれた。

息子は今年から一人で棚経(お盆期間に檀家さん宅に出向いて

お経をあげさせていただくこと)に回らせていただいたし、

2年前からは、他のご寺院のお坊さん方と一緒に施食にも参加させていただいている。

娘たちも、食事の後片付けや精霊送りのお流し品の受け取り、

他にもいろいろと力になってくれるようになってきた。

長女は、両親と自分達の昼食の準備をしてくれたし、

2歳の末娘だって、時には猫の手を上回る働きをする。

普段のお手伝いは、ごっこ的な要素が強いものだけれど、

このときばかりは、周りの大人は真剣だし、

やればやっただけ本気で誉めてくれる人がいるという状況は、

こどもにとっても、ただのお手伝いではなくなるようだ。

いろいろな大人のいろいろな仕事のやり方を垣間見ながら、

少しずつルールを覚え、人間関係の機微を感じ取る。

それが上手な子もそうでない子もいるけれど、

感じ取る能力は磨けば、光る!。

身近にいる大人は、いい人、立派な人ばかりではないし、

大人も子どもも色んな人と出会うのがこの世の中。

その中で、どう対処して、どんな風に生きていくかは、自分自身が決めていくこと。

楽しいときを過ごすばかりが、夏休みじゃない。

「こんな体験めったにできないんだから!」と、こどもたちには偉そうに語っているが、

親として、これでいいのかといつもいつも迷って悩んでいる。

それでも、お寺のお盆は、期間限定だから、

年に数日だから、こんなことがあってもいいんじゃないかと、思う。

子どもは子どもなりに何かを感じ取っているんじゃないかと。

でも、正直なところ、たかが年に数日のこの期間は、

余裕がなく、カリカリしてしまって、夫婦だけでは処理しきれない場面が多々あり、

こどもたちの心がギシギシいっているのが聞こえてくる。

こんなとき、どう対処していくか、何を背負い何を委ねるか、

コミュニケーション力と、時々での機転と配慮とが必要だと自戒を込めて思う。

 

それにしても、この行事を滞りなくこなせるようになるには、あと30年は必要だろうな・・・

そうなる前に隠居の身かな。




墓施食後、70数本の蝋燭に火がともった境内地で、花火会を催した。

口コミで、集まってくれたこどもたち約20人。

プラス付き添いの大人と見物客(?)、総勢50人ほど。

初回としてはちょうどいい人数で、のんびりと花火を楽しむことができた。

 

嬉しかったのは、施食後そのまま残って、

花火会にお付き合いくださった檀家さんが、思いのほか多かったこと。

初めて出会ったこどもたちを、あたたかい目で見守ってくれる大人たち方が、

こんなに沢山いることの発見が何よりも収穫でした。

 

この夏は、イベント続きで、まるでイベント寺みたいになっていますが、

特別なことではなく、日常の暮らしの中に溶け込むような場所でありたい、

日常の中にある非日常的な空間をつくっていきたいと、常々思っているので、

イベントはあくまでもお寺に、足を運ぶことのきっかけのひとつ。

とはいえ、松の木と鐘楼堂に紐を渡して、

苦心してつくった手作りのしかけ花火がなかなか好評で、

「来年も楽しみにしてるわ~」なんておだてられて、

満足感に浸ったりしていた元来お祭り好きの私としては、

来年の構想が、もくもくとわいてきて困っています。

 




2007-08-06 01:22:10昨日今日と、夜施食の後、写経会を開催した。

思いもよらず、沢山の方が参加してくださった。

中でも保育園で知り合った母親たち、小学生の姿がチラホラ・・・

それが何よりも嬉しかった。

写経というと、どうしても中高年者、それも時間のある人たちのもの、

というイメージがあるが、

この行為は、子育て世代にこそ必要なものだ!とまで感じてしまいました。

この世代こそ、誰かのためじゃない、私のためでもない、

何のためでもない時間が、必要だと思います。

母親にとってそんな時間、半ば強制的につくらないとこんな時間できないものね。

秋からは、毎月託児つきで写経会を開催しますので!

 

 

 




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