2007年06月

元名古屋市議長のK氏から、お寺に対の白龍の彫刻が寄贈された。

重さ200キロ、1本の楠から掘り起こされた龍の姿は、

今にも天に昇りそうな勢い、鱗の一つ一つが動き出しそうです。

この龍の彫刻は、不思議なご縁と沢山の方のお力で、

ここにいらっしゃいました。

今日の開眼には、お寺の檀家さん以外にも、沢山のお参りがあり、

奈良から何時間もかけていらっしゃったという方まで。

友人の呉服問屋の社長さんが駐車場の警備をしてくださったり、

今回の施主先生の奥様やら、お嬢さんやらが、お茶だしをお手伝いくださったり、

そのほかにも、準備の段階から総代さんはじめ、

いろいろな方にいろいろな形で、助けていただきました。

大きな行事になると、どんなに準備をしたつもりでも、あれこれ戸惑うことがあり、

それが自分の未熟さなのですが、

その度に助けてくださる方がちゃんといらして、

そんな方たちおひとりおひとりのお顔思い出して、今日一日を振り返っています。

この数ヶ月で、井上姓だった7年間に地中で蓄えたものが、

やっと日の光によって芽を出しました。

水も流れ始めました。

気付けば全部つながってきました。

長い歴史の上に立つお寺の位置づけは、今の世の中においては、

特別だということをお寺に住む我々は、

常に心にと留めておかなければならないと、強く思う一日でした。


今日は、入佛式。
ご本尊さまが、いらっしゃいました。
十数人の檀信徒さんと、我々寺族が見守る中での
とても簡略な法要を行ないました。
お釈迦様はしっくりと、まるでずっとそこに
鎮座されていたかのように馴染んでみえました。

新しい土地に越してきて2ヶ月あまり。
「帰家穏座」佛性には程遠く、
安穏と座しているわけにはいかないのが現実だけれど、
ずっと前からここにくることが決まっていたような気がしています。
何もかもがめまぐるしく変化したこの春を通り抜け、、
今まで点だったものが、パチパチと音を立てて、つながっていく、そんな感じです。

そして、行事の合間に生活があるような暮らしの中で、
新しい土地の、習慣やお付き合いに右往左往している母を尻目に
こどもたちは、新しい学校や保育園に慣れ、
着実にこの地に根をはり始めている。

ここは、適当に便利で、適当に緑が残っていて、
本当に素敵なところです。
何よりも、長い歴史があるまち、朝な夕なに、手を合わす人の姿がある。
そんな大人たちが住むまちで成長していくこどもたちとともに
暮らせることが、とても幸せです。



夫と長男は、1泊2日の小旅行。
我が家は女ばかり4人が残されました。
3人娘ときたら
「お兄ちゃんばっか、ずる~い。夜はご馳走だよね~。
今頃プールで泳いでいるかもしれないよぉ~」と大騒ぎ。
それじゃ、こちらも、
お寿司屋さんでおすしを食べて、近所の昔ながらの銭湯に入って、
ちょっとだけ旅行気分を味わいました。
いつも、6人布団を並べて眠る部屋で、やっぱり今日も全部布団を並べて、
「広い、広~い!」と大喜びの3人。
いやぁ~こんなことを心から楽しめるこの時期を大事にしていきたいなぁ。



夫と長男は、1泊2日の小旅行。
我が家は女ばかり4人が残されました。
3人娘ときたら
「お兄ちゃんばっか、ずる~い。
ご馳走、何だろう~
今頃プールで泳いでいるかもしれないよぉ~」と大騒ぎ。
それじゃ、こちらも父兄に対抗して、
回るおすしを食べて、近所の昔ながらの銭湯に行って、
ちょっとだけ旅行気分を味わいました。
いつも、6人布団を並べて眠る部屋で、やっぱり今日も全部布団を並べて、
「広い、広~い!」と大喜びの3人。
こんなことを心から楽しめるこの時期を大事にしていきたいなぁ。


今日は、入佛式。
ご本尊さまが、いらっしゃいました。
十数人の檀信徒さんと、我々寺族が見守る中での
とても簡略な法要を行ないました。
お釈迦様はしっくりと、まるでずっとそこに
鎮座されていたかのように馴染んでみえました。

新しい土地に越してきて2ヶ月あまり。
「帰家穏座」佛性には程遠く、
安穏と座しているわけにはいかないのが現実だけれど、
ずっと前からここにくることが決まっていたような気がしています。
何もかもがめまぐるしく変化したこの春を通り抜け、、
今まで点だったものが、パチパチと音を立てて、つながっていく、そんな感じです。

そして、行事の合間に生活があるような暮らしの中で、
新しい土地の、習慣やお付き合いに右往左往している母を尻目に
こどもたちは、新しい学校や保育園に慣れ、
着実にこの地に根をはり始めている。

ここは、適当に便利で、適当に緑が残っていて、
本当に素敵なところです。
何よりも、長い歴史があるまち、朝な夕なに、手を合わす人の姿がある。
そんな大人たちが住むまちで成長していくこどもたちとともに
暮らせることが、とても幸せです。


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