2006年08月

毎晩おやすみなさいの前に、子どもたちと一緒に、我が家のお地蔵様に手を合わせる。

29日は、実妹の月命日。いつものお参りに加えて、般若心経を読んだ。

今日は夫がいなかったので、息子が回向をしてくれた。

子どもたち4人と私というメンバーでの読経は始めてのこと。

こんなに大きくなった子どもたちと、若くして亡くなった妹のことを思うと、

何だか涙がにじんでしまった。(この頃やけに涙もろい・・・)

妹が他界して14年。もう、二度と会うことはないけれど、14年たった今でも、

月に一度、こうやって故人に思いを馳せる日があるのは、幸せなことだとおもう。

夫と一緒になっていなければ、こんなこと、きっと思いつきもしなかった。

人との出会いは、不思議なもの。

出会いに感謝して、大切にしたい。

この数日間、筋肉痛になるほど駆け回ったり、

寝る間を惜しんで書き物をしたりしていましたが、

今日は、夏休み最後の締めということで、「早起きの会」夏休みバージョン。

昨日からの泊りの4年生4人とともに、登山に行った。

夕方から参加の子、夕飯後から参加の子、夜の8時には全員集合。

楽しい楽しい長風呂の後、モノポリーを経てやっと布団へ。

友達同士で、一緒に眠るってだけで、みんな舞い上がっていて、

それぞれ所属している、スポ少の話をしたり、

ひそひそと女子の話をしたり、

残っている宿題自慢をしたり、

それはそれは楽しそうな夜を送っていた。

最後は、しっかり者のSくんの「おいっ!もう7時間しか寝れねーぞ!」の一声で撃沈。

数年前と比べると、みんな変化してきてるな~と感じます。

10歳くらいになると、子どもは、劇的に変わるらしいので、

それぞれの子が、どんな風に成長していくのか、とても楽しみです。

それにしても、今日は、照りつける日差しもなく、登山日和。

各自握ったおにぎりと水筒を持って、競うように駆け登り、

付き添いの夫のほうが、ヘロヘロ状態。

帰るとすぐに、暴睡でした。

少4チームはウチに着くと、朝ごはんの残りを食べ干し、

ボールを持ってすぐ公園へ。

のどを涸らして帰ってからも、人生ゲームに熱中しておりました。

子どもは、ほんとスゴイ!です。

まあ、疲れのせいで、いつもより、もめごとも多かったような気がしますが、

今日も、泊まるという子たちを、

無理やり送り出し、ホッとひといき、今日は娘の誕生日。

ハッピーバースデイを歌いました。

忘れたくないつぶやきがあったので、ちょっとメモ。

花火をしている最中に雨が降りだしました。

「もう!ヤになるな~。雨は、人の気持ちを考えてから降れっ!」

花火は怖いといって、隅っこで固まっていた次女のつぶやきでした。

夕方から出かける予定だった山へは行かず、1歳末っ子と居残り組。

急に入った、仕事の処理がはかどらず、家で事務仕事。

あ~あ、こどもたちは、もう寝たかしら・・・会いたいな~。

何だか切ないけれど、子どもにこんなに会いたくなるなんて

残業続きの父ちゃんの気持ちが想像できるなんてホントについてる!

朝寝坊して、居心地の悪さを感じながらも据え膳で朝食をいただいたり、

夜中に、酔っ払って帰宅して、介抱されたり・・・

どんなことでも、たまにはいいものだ。

最近のハヤリは絵本『ぶたぶたくんのおかいもの』

主人公のぶたぶたくんが、おかあさんに頼まれて、おつかいに行くという

ありがちなお話かと思いきや、これが大変!

次々に登場する奇妙な人たち、そして顔つきパンなんていう怖いモノまで・・・

こんな奇妙な絵本には、なかなか出会えない。

大人になってからこの本に出会い、思わず購入。

誰かとこの思いを共有したいと、たまに読み聞かせてみたりしていたのだが、

そのときは反応なしだったのに今回、誰が手に取ったのか、

やっと日の目を見ることができた。

お風呂上りには、

「ぶたぶた、かあこお、ぶたぶた、・・・どたじた、どたあん、ばたん・・・」と唱えながら、

それぞれ、首に(ぶたぶたくんや、かあこちゃんが首につけていたリボンのつもりの)

タオルを巻き、そぞろ歩きしていた(笑)。



普段の子どもとの暮らしのなかでは、お目にかかることの少ない

例えば韻を踏んだ美しいことばとの出会い、美しい絵との出会いは、

子どもの語彙や感性を豊かにする。

そして、絵本やファンタジーの世界と交わることは、

ココロを豊かにしてくれるんじゃないかと、欲張る母。



でもここで、少し考える。

何かのためではなく、そこにあることをただ楽しむ、

それが子ども本来の姿ではないかと。

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