地域社会は、お互いの暮らしを支え合い、人を育む基本的な生活の場。

でも、そこに固執するのではなく、

国や世界といったもっと大きな共同体のもつ普遍性に目を見開いていることが

これからのグローバル化された世の中では不可欠。

地域社会が活性化しその力を循環させていくには、

今ここにある人・モノ・歴史などのたくさんの資源を吟味し守りながら、

それにこだわり過ぎず、外部の資源も取り入れていくことが必要。

その中でお寺の持つ資源をどう活用していくか。

お寺は、今まで続いてきた地域に根ざした仕組みに、

ちょっとしたエッセンスを振りかけることができるかもしれないと思っています。