勤労感謝の日は、毎年夫実家寺の護寺会総会の日です。

総会は、先祖供養の法要に続き、1年間の収支報告、総代さんのご挨拶、

最後はちょっとしたアトラクションというカタチで進みました。

集まったのは、お寺のことを温かく見守ってくださっている方ばかりです。

お寺というところは、どうしても集る方が固定しがちで、

年代的にも偏ってしまうというところがあります。

私たちは、お寺が地域に根付く始めの一歩として、檀家さんだけではなく、

地域の方々にもお寺に足を運んでもらいたいと考えています。

 

他界した義父も、お寺にたくさんの人が集るには、どうすればいいのかと、

いつもいつも考えていた人でした。

総会時には、マジックショーやコンサート、ヨガや健康法の講座などを

毎回催していました。

ただイベントは一時のこと、それを、次につなげていけるかが、本当の課題です。

年中いたるところで開催されるイベントに対抗するのではなく、

その地に古くからあるお寺としての役目は忘れずに、

日常生活の中に静かに息づいていきたいと思っています。

 

 

2007-11-24 09:17:12 

今年の護寺会総会の催しは落語でした。

南山大学の落研からその名も眉遊亭七色(びゅーてぃからー)さん。

高校生・中学生の姪っ子たちは、この名前に反応して、

お茶をお出しした私に「どんな人?」「クライ?」「もうお茶飲んだかな~?」と大騒ぎ。

ご本人にお会いすると「何だ、かっこいいじゃん」と何故かがっかりしていました。

その傍らで、義姉は「若~い!」とひとこと(大学生ですから当たり前です)

そんなこんなで裏方女性陣は、準備から後片付けまで、

おもしろおかしくバタバタと1日を過ごしました。

 

そして今日は、13回めの結婚記念日でした。

長かったような、短かったような13年です。

シドウさんありがとう。