2007-12-11 05:07:44

毎月第1日曜日は、三重県まで無縁様のお参りに、家族ででかけます。

そこは、放置されていた無縁墓を集めた供養塔です。

子どもを含め毎回100人前後の方が、お参りに訪れます。

ご供物とお線香をお供えして、読経しながら、各々が朝の4時に汲みとった水を無縁墓に撒きます。

忙しい日常の中で、常に生かされている自分に気づきながら暮らすなどということは、

我儘な私には、なかなかできることではありません。

だからこのときだけは、何かのためではなく、ただただ感謝して手を合わせる、

手を合わせる時間をつくることで、直接的に間接的に関わり、育んでくれた人たちに

思いをめぐらせることができるような気がしています。

早起きして出かける月に一度の恒例行事、

ご供物のお下がりをたくさんいただけるので、

こどもたちは、この日を結構楽しみにしています。