お昼ごはんを食べた、とあるお店での出来事。

隣のテーブルに、今にも雑誌のページに出てきそうな
キレイなハハと子(3歳くらいかな?)が座った。
お店に入ってから、ひとことも話さず、出されたお料理を無心に頬張る息子、
目もあわせず、にこりともしないで雑誌を読むハハ。
こんな親子に思わず釘付け状態になってしまった。
こういう場面て、見てるだけで、呼吸が浅くなってしまう。

帰り際、偶然(って私、ドキドキしながらじろじろ見てたからな~)目のあったその子に、
そっと手を振ると、とびっきりの笑顔で手を振りかえしてくれた。
思わず、両手で大きく手を振ると、ハハも会釈しながら少しだけ和らいだ顔になった。

テーブルで向き合うふたりには、小さな空間しか感じ取れなくなっていたのかもしれない。
そんな空間に風を送り込むと、ふっ~と開けて周囲と溶け込んでいく、そんな瞬間でした。
周囲の人からのちょっとした働きかけで、こんなに変わるふたりの顔が印象的でした。

それにしても、こどもの笑顔は、幸せな気持ちにさせる。