11月15日の午後 みんなの畑収穫祭を終えた後は アクアマリンふくしま近辺でしばし休憩。

そこは 賑やかなで買い物客に溢れ新鮮な海産物が並んでいました。

家族連れも多く 生まれたての赤ちゃんを抱っこするお父さんお二人にも出会いました。


その後 雨も上がり青空が広がる小浜海岸へ。
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水平線と傾きかけた太陽にしばし心を奪われマリンタワーへ移動。

マリンタワーからは 津波にさらわれた海岸線を見渡すことができました。

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今では建物も再建され目に見える爪痕は小さくなりつつあるようでしたが 
少し目を移すと無機質な防潮堤が伸び 公園内には線量計が静かに佇んでいました。

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うつくしい日常の中にある 目に見えない爪痕。

見えないからこそ 忘れてはならないもの。


夜にはいわきの国宝「白水阿弥陀堂」へ。

平安時代に鎮魂の祈りを込めて建てられた白水阿弥陀堂は 
震災後は復興のシンボルとしていわき市民に愛されているということです。
廃食油を燃料に走り、発電も出来る電力供給車 おてんとSUN企業組合の「おてんと号」が供給する自然エネルギーだけを使った電力で紅葉のライトアップがされていました。
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 晩秋の空には星がきらめき 雨に洗われライトアップされた紅葉が やさしくそよいでいました。

そして宿泊は昨年に続き銀河のほとり。
震災時の支援・避難の拠点となった自然食レストラン銀河のほとりの克子さんのもとには今でも全国から人々が集まっています。
到着が遅くなりご心配をおかけしてしまいましたが 温かく出迎えてくださり本当にありがとうございました。

流れ星の流れる夜 こたつを囲んでのひととき。

この日こそは早くに寝ようと 誰もが決めていたはずなのに 思わぬつながりが発覚したり 楽しい会話が続きやはり夜中まで語らいのとき 同じ方向を向いて歩いている人たちとの時間は瞬く間にすぎました。
人は必ずどこかで繋がっている そんなことを思う夜でした

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